SSブログ
スポンサーリンク

【映画レビュー】野火(塚本 晋也監督)見て戦争はしたくないと思った。 [映画]

妻が実家に子供連れて帰ってるので、
自由に土日を過ごすことができる。

ふと、せっかくだから脳にいいことしよう。
脳にいいこと=脳に刺激を与えよう=普段と違う何か
と思って映画を見ることにした。

PM6時くらいに思い立って急いで品川・渋谷あたりで見れる映画を探した。
いくつかあったが、「野火」を見ることにした。
なんて読むんやろ?と思いながら、急いで家出て渋谷・ユーロスペースへ。

以下感想

見たらあかん映画見てもた。
グロかった。

戦争映画好きで、けっこう見ている。
今まで一番衝撃受けたのはスティーブンスピルバーグの、プライベートライアン。
冒頭の上陸シーンのリアルさに、すごいな~と思っていた。

でもこの映画はそれを超えていた。
グロさがプライベートライアンの少なく見積もって2倍以上。

腕千切れてる、顔面つぶれている、
はらわた飛び出てそこからウジがぶしゃーって吹き出る。

という衝撃映像的なグロさだけじゃないんですよね。
カリバニズム=人肉食い。
という人間の深淵にあるグロさ、闇の部分がリアルに描写されている。
地上波ではおそらく流せない。
この映画はインディーズらしいけど、多分その理由もあるのではないか。

日本は戦争中、南の島々で戦争して負け続けて残った兵士は、
悲惨な日々を送っていたというが、それは文章で読んだ話。(ウィキペディアとかで)

実際にこの映像を見ると文章で読んで感じる悲惨さの、
数百倍。というかもう嫌になった、そういう戦争というのが。

今ちょうど国会で安保法案がうんぬん言ってるけど、
安倍さんにこの映画を見て欲しい。
考え変わると思う。

他国と強調して、国際的な流れの中で日本も自衛隊送って支援せなあかんというのも分かるけど、
やっぱりそもそも戦争をなくすような動きを日本が主導してやっていくべきではないか。
アメリカに同調して支援するのではなく、
アメリカに軍事力を減らしていくような働きをしていってほしい。

ママたちが渋谷とかで法案改正反対のデモやってるけど、
ママさんもこの映画を見て欲しい。
戦争というのが子どもにどういう目に合わせる可能性があるのかよく分かる。
見たら気持ち悪くてデモやめるかもしれないけど。

戦争すべきじゃない。
という べき論 ではなくて、
私は戦争したくない。

という 意思 ベースで行動することで、
世論は動くのではないだろうか。

戦後70周年ということで、まあ夏になると民放各社が戦争ドラマやってるけど、
あの手のレベルの低い戦争ドラマに飽き飽きしている諸君は、
この映画を見てみるとよい。

お腹いっぱいになると思う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。